競技中にお口元をケガすることを防ぎ、力一杯プレーするため、スポーツマウスガードをお使いください。アメリカンフットボールやボクシングのほか、格闘技やラグビー、サッカー、ラクロスなど激しい接触を伴う競技をされる方におすすめです。競技によっては、スポーツマウスガードを装着しないと試合に出られないこともあります。

作製の際は、まず型取りのために来院していただきます。当院であれば、ご希望に合わせてマウスガードの縁の高さや大きさ、厚さなどを調整し、各競技に適したものにすることが可能です。その後、2回目の来院時に微調整すれば、完成です。ご希望があれば、2回目の来院の代わりに郵送でも対応しますので、ご都合に合わせてご利用ください。

しかし、定期的に通ってお口のクリーニングを受けるように言われても、歯磨きをしているから必要ないとお考えの方もいらっしゃると思います。そうした方こそ、ぜひ当院で位相差顕微鏡を使い、ご自分のお口にいる細菌をご覧になってください。磨いていても歯垢が残っていることは珍しくありませんし、その中には虫歯や歯周病の原因菌が潜んでいます。ご自身のお口の現状に驚かれるかもしれませんが、予防の必要性を知っていただければ幸いです。

また、歯質を強化し再石灰化を促す、フッ素塗布も実施しています。泡状のフッ素をトレーに入れ、お口に装着することで、歯と歯の隙間や歯ブラシが届きにくい箇所にも塗布することができます。半年から1年に1回の頻度で塗布することで、虫歯のない口内環境を作りやすくなり、特にお子さまにおすすめです。

根管治療とは、虫歯が神経に達している場合に、神経とその周辺組織を取り除いて消毒する処置のことです。虫歯が重症化してしまった歯を、抜かずに残していくために欠かせない治療です。当院は、歯科用CTとマイクロスコープを使って、状態や複雑な歯の形状を調べ、精密に治療しています。

せっかく治療した歯を、長く快適に使っていただきたいと思います。治療後のメンテナンスにも、ぜひご来院ください。

歯周病の恐ろしさの一つに、治療をしても元通りになるわけではないという点があります。腫れや出血を改善することはできても、減ってしまった骨や抜けてしまった歯は戻りません。だからこそ、多くの歯を維持し、これからもお食事を楽しんでいくためには、早期に治療を開始し、それ以上悪化しないようにする必要があります。

早期発見できるよう、自覚症状がなくても歯周病の検査を受けにお越しください。

保険診療の被せ物については制度上使える材料が決まっており、奥歯は銀歯となることが一般的です。しかし、当院なら、CAD/CAMという自動で材料を加工できる機械を使い、条件次第では奥歯にも保険適用の白い被せ物を入れることができます。仕上げは院内で歯科技工士が行いますので、スピーディーで患者さまに合わせた調整が行える点も、当院で被せ物治療を受けるメリットです。

お手頃価格な保険診療でも美しさを追求できることが、患者さまがご自分のお口に愛着を持ち、健康への関心が高まるきっかけとなりましたら幸いです。

入れ歯のがたつきが気になる方にご紹介したいのが、マグネットデンチャーです。残っている歯根に磁石を取り付け、部分入れ歯を吸着させます。お口の外から見える留め金がないので見た目が美しく、入れ歯自体がシンプルで着脱やお手入れをしやすい点がメリットです。

また、やはり見た目の美しさを追求するという点で、金属の留め金がないノンクラスプデンチャーもおすすめします。入れ歯の土台が薄い樹脂のため、フィット感に優れ、入れ歯と歯ぐきとの間に食べ物が挟まりにくいという特徴があります。

これからもお食事を快適に楽しめるよう、使い勝手の良い入れ歯を手に入れていただければと思います。